はじめに

 

 本年会の母体であるトランスポーター研究会は、平成17年に文部科学省特定領域研究「生体膜トランスポートソームの分子機構と生理機能(代表:金井好克 大阪大学教授)」が設置されたのを機に、トランスポーター研究の最前線で活躍している若手研究者を中心に設立されました。日本国内の医学、薬学、農学、理学、工学、栄養学などあらゆる領域のトランスポーター研究者が一同に会して最新の研究成果を発表し、情報を交換する大変ユニークな研究会です。また、年会の企画・運営を通じた、トランスポーター研究を担う若手研究者の成長も目的の一つとしています。 本年会は、研究会の理念である『異分野若手研究者の交流の促進と新領域の開拓』の下、農学、理学方面の基礎研究者から臨床で活躍中の医師、薬剤師まで、分野を超えて新進気鋭の研究者が集い、人的なネットワークが形成されていく場となるよう、事務局一同、鋭意準備を進めております。通常ではなかなか出会うことのない異分野の研究者同士が出会う場を提供し、新たな共同研究や大型研究費に挑戦する研究班の立ち上げに些かなりとも貢献することを目指しています。 仙台での開催は、東日本大震災の直後に開催された第6回に続く、6年ぶり2回目となります。将来に向けた研究の新たな方向性を領域横断的に議論する場として、多彩な領域の研究者を講演者とした特別講演やシンポジウム、さらに一般演題のポスター発表を企画しております。

 

年会長 久保 義行